新年あけましておめでとうございます。
昨年は格別のご恩情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
新たな年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

このたびの「令和6年能登半島地震」により被害にあわれた皆様に謹んでお見舞い
申しあげますとともに、被災地の1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

新年最初のつぶやきコーナー(*^ω^*)
今回はおせち料理の種類と意味を書いてみようと思います!

おせち料理は「今年も家族全員が1年間無事健康で幸せに暮らせますように」
という願いが込められた縁起の良い料理です(*´∀`*)
元旦からの三が日、家族みんなでおせち料理を囲む事でお互いの健康長寿・
無病息災を祈るというのがおせち料理の昔からの習わしだそうです。

おせち料理は「福が重なる」といわれる重箱に詰めて保存し、近年では3段の重箱を
使用することが増え一般的には下記のように詰めます。

壱の重・・・祝い肴と口取り
弐の重・・・焼き物と酢の物
参の重・・・煮物

< 壱の重・祝い肴と口取りとしてのおせち >

  

・数の子・・・卵の数が多いことから子孫繁栄を願う縁起物
・黒豆 ・・・邪気払いの意味&マメに勤勉に働けるようにとの願い

 

・田作り・・・五穀豊穣を願う
(片口イワシを農作物の肥料にした田畑が豊作になった事に因んでいる)

・たたきごぼう・・・家の基礎が堅牢であることを願う
(ごぼうは、地中深くに根が入っていくため)

 

・かまぼこ・・・紅白、または松竹梅の柄などでおめでたさを表す
・伊達巻き・・・形が巻物に似ているため、知識が増えるようにとの願い

 

・栗きんとん・・・黄金にたとえて金運を呼ぶ縁起物
・昆布巻き ・・・「こぶ」は「よろこぶ」に通ずるとして縁起が良い

< 弐の重・焼き物と酢の物としてのおせち >

  

・鯛の姿焼き・・・恵比寿様が持つ魚としてハレの食卓にふさわしい魚
(また「めでたい」の語呂合わせの意味もある)

・車海老艶煮・・・長寿でいられるようにという願いが込められている
(茹でるとお年寄りのように腰が曲がることから由来している)

・紅白なます・・・水引をかたどっているとされ平安や平和を願う

< 参の重・煮物としてのおせち >

煮物は沢山の具材を同じ鍋で煮る為家族仲良く暮らすという意味が込められています。

・れんこん・・・穴にちなんで将来の見通しがきくとされる
・里いも ・・・子芋を沢山つける事から子孫繁栄の縁起物
・にんじん・・・蓮根も同様で「ん」がつくことから運がよい食材といわれる
・たけのこ・・・生育スピードが速いので子供の成長や立身出世、家運向上祈願
・手綱蒟蒻・・・手綱が結び目に見えるため良縁や縁結び祈願

ざっくりと書き出してもこんなに沢山の意味が込められているのですね。
様々な縁起を担いだおせちを新年に頂く文化は今も日本の心として根づいています。
私も1年間の健康と幸せを願いながら家族でおせち料理を頂きました( *´艸`)
2024年も元気につぶやいて行きますので皆様どうぞお付き合いくださいませ。

(20240109YK)