富山県中央植物園のレポートもこれでラストです(*^ω^*)
最後に鑑賞した温室は【 熱帯果樹室 】でございます~☆

ドアの前に来ただけでほんのり美味しい香りが・・・(//▽//)
甘い香りに誘われていざ入室!

 

最初に目に飛び込んできたのは良く知られた熱帯果樹・パパイアです!
写真右のパパイアは殆ど見かける事のない雄花だけを咲かせる雄個体です。
パパイアは雌個体と雄個体で別れる雌雄異株の植物ですが現在は雌株だけで
結実する系統が選ばれているため生産地では雄株は抜き取られ捨てられます。
そのため雄花は滅多に見る事が出来ません(´・ω・`)<悲しい現実です・・・

南国の気温が保たれている室内は果実の甘い香りが充満しておりました♪
その中でもひと際甘い香りを発していた果樹がコチラ(↓↓↓)

パイナップルです!
パイナップルの語源は実が松ぼっくり(パイン)に似ていて、リンゴ(アップル)
のように甘酸っぱい味がするため2つを合わせて『 パイナップル 』と呼ばれる
ようになったそうです( ̄∀ ̄)< ペンパイナッポーアッポーペン♪ ←懐

パイナップルの表面には沢山の六角形模様が規則正しく並んでいます。
この六角形は1つの花から実った果実であり、1個のパイナップルは
多くの果実が集まって出来た「複合果」なのです。

温室入口付近の階段を上れば高い位置になる実を間近で観察する事が出来ます。

 

訪れた時期に観察することが出来たのはリベリアコーヒーの木!
このリベリアコーヒーの木から採れる実は“リベリカ種”と言われアラビカ種や
ロブスタ種と共にコーヒー三大原種のひとつにあげられています。
アフリカのリベリアが原産地ですが流通量は世界全体のコーヒーの約1%程度であり
非常に珍しいコーヒーである上、ヨーロッパでの消費が大半を占めます。
なので日本国内で見る事はほとんどありません(*‘ω‘ *)<貴重なのです~!

この熱帯果樹室だけでも珍しい木が2本もありとても勉強になりました!
普段何気なく食べているもの、見ているものにも色んなエピソードがありますね。

富山県中央植物園は植物を面白く鑑賞なさりたい方、園内をのんびりお散歩されたい方
どんな方でも気軽に楽しく足を運ぶことが出来るお勧めスポットです♪
皆様も是非足を運んで素敵な時間をお過ごしください:;*(人´∀`)

(20231113YK)